苦手なことは、言い換えてみよう!「分析」じゃなくて「ハッピーリサーチ」 に。
OURHOME Emiです。
半年に一度行っているOURHOMEのスタッフ面談。
私と代表が、それぞれの半期ごとの目標に対して、自分がどれだけできたかとか、次にしたいこととか、できなかったことも含めて次に頑張りたいことなんかを話す時間をつくっています。
いまスタッフは43名。
みんなそれぞれ自分の苦手なことや課題がやっぱりあるんですよね。
今回は11月発売の新刊『伝え方ひとつで変わる わたしの毎日』でもご紹介している、
面談の中でスタッフに伝えた、「苦手なことは、言い換えてみる」についてお届けします。
言葉のイメージに、苦手意識を感じている!?

面談の中で、「私、分析がめちゃくちゃ苦手なんです…」と話すスタッフがいました。
そのスタッフは、細かいことにも気がつくし、正確性もすごくある!例えば記事を更新するとなったら、リンクチェックなどもして、漏れなく確実に進めてくれます。
そして記事を公開した後には、その記事がどれぐらい反響があったかなど、OURHOMEでも分析のようなことをするんですが、そのスタッフは「分析がすごく苦手」と上半期のシートに書いていたんです。
で、あ、そうか。このスタッフは【分析】という言葉に、身構えてしまってるんだなぁということに気づきました。

【分析】という言葉自体に、苦手意識がすごくある。
だから、「この分析、ちょっとお願い〜!」と言われても、そもそも「分析が苦手、できない!」と、イメージが染みついてしまっている。
苦手意識を「言葉」で変えてみる

そこで彼女に、「分析っていう言葉を、もっと自分がやりたくなるような、やりやすくなるような言葉に言い換えてみたらどうかな!?」という提案をしてみました。
「分析という言葉に、恐怖心というか苦手意識を感じていると思うから、もっと違う言い方ないかな〜?一度自分で考えてみよっか!」と面談で伝えたんです。
そうしたら、その日のうちにLINEが来て
「Emiさん、あの後考えて【分析】っていう言葉を、私は【ハッピーリサーチ】っていう言葉に言い換えてやってみようと思います」と。
それ、めちゃくちゃいいやん!!
と思ったんです。

例えば、お客さまに向けてコーディネートを組んでそのインスタをアップした。その後、【分析】じゃなくって【ハッピーをリサーチする】。
お客さまにどれだけ響いたのかな?ハッピーがどれだけあったのかな?ということをリサーチするという分析。言い換えて【ハッピーリサーチ】。
これめちゃくちゃいい言い換え!
暮らしの中の“苦手”も、言い換えられることはたくさん!

私自身、暮らしの中でたくさん言い換えをしています。
そのひとつが、料理。昔から料理が苦手と思っていて。結婚した頃と比べると、だいぶできてきているとは思うものの、【料理】と聞くとなんか苦手…みたいな感じで。
でもそれを、【下準備】に言い換えると、めっちゃやる気が出る!
下準備は結構好きなタイプなので、料理と聞くと身構えちゃうけど、下準備と聞くと、「あ、やるやる!やりたい!」って。笑

お客さまから「私、子育てが苦手です…」と相談されることもあります。
「子どもを育てなきゃ」「ちゃんと育てないと…」のような、プレッシャーみたいなことがその方を苦しめてるのかなと思うんです。
そこで【子育て】を言い換えてみると、【子どもと暮らす】。
【暮らす】だったら、【育てる】じゃないから、ちょっと気が楽になるというような感じで。そう、子どもと一緒に暮らすだけ、^^!

苦手意識が強いものの言葉には、多分もともと持っているその言葉に対するイメージがあるから構えてしまう。
それを、自分にとってもう少し身近にしたりとか、ちょっと気持ちを楽にしたり、やりたくなるような言い換えをするだけで、だいぶ変わるんじゃないかなって思います。
その言い換えが正解というわけじゃなくて、自分にとってやりたくなるような、気が楽になるような言い方に言い換えるということです。
【プレゼン】が苦手なら、【わかりやすく伝える】と言い換えてみる。
そんな感じで、みなさんも自分が苦手とすることを一度書き出して、言い換えてみる、おすすめです◎

やりたいことの伝えかたから、
みんなが気持ちよく仕事が進む伝えかた、
断りかた、謝りかた、会話を楽しむコツなど
192ページ、全部で82個の
工夫を詰め込みました。
きっときっと、暮らしが、人生が
変わっていくはずです。
(Emi)
新刊にこめたEmiの思いや書籍の中身
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