30歳「起業」不安だったあのころのわたしを、今、ちょっと褒めたい。
OURHOME Emiです。
「起業」「女性起業家」と聞くと、なんだかとっても壮大な、野心に溢れている…自分にはちょっと縁遠いような、そんなイメージはありませんか?
わたしは、自分自身が起業している身だというのに、いまだにそう思ってしまいます^^;
遡ること13年前、30歳のときにわたしが起業したきっかけは
✔︎会社員で双子育児と仕事をうまく両立できなかった自分…(会社にはとっても恵まれていました)
✔︎夫が海外に半年単身赴任することが決まった(どうしよ、ワンオペ自信ない…)
✔︎働き続けたいけれど、働き方を変えたい
そんなことがはじまりです。
そこから、ぐるぐるぐるぐる、迷いながら考えて、当時ブログ「OURHOME」をはじめて3年がたったころ。
ここをベースに、仕事としてはじめてみるのもありなのかもしれない。
整理収納アドバイザーとして、やってみよう!
お金は不安だけど、でもまだ30歳。
夫はサラリーマンで安泰(だろう)。わたしもフリーランスとして頑張る!
もしあかんかったら…そのとき考えよう…!
2012年7月5日
紙切れ1枚の開業届をだして、リビングの片隅で仕事をはじめました。
あのころのブログ読者さんもいまだにずっと見続けてくださっている方もおられます。長い間本当にありがとう。
みんな今の「OURHOME」になるなんてまったく想像、していなかったと思います。
だって私もそうだから!笑。
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先日、大阪産業局のご依頼で、「起業や組織づくり」をテーマにした講演会を開催いたしました。120名のみなさまがお集まりくださり、いろんなお立場の方に聞いていただきました。
今は、子どもの不登校や家族の変化によって「起業」を選択肢のひとつとして考える方も増えているようです。
「働き続けたい…!」でも、子どもの付き添いに時間を合わせながら。介護の時間をとりながら。
フリーランス、起業の良いところは、時間や仕事を自分で選べること。
安泰ではないかもしれないけれど、自由!
わたしは本来の性格はリスクをとるのが苦手。安定思考な部分も大いにあります。
だから、場所を借りるなんて、人を雇用するなんて想像もしてなかった。一人でやるものだとばかり思っていたのですが、フリーランスをはじめて早々に、一人が寂しくなって…誰かと忘年会したい。となりました。
それでもリアルに「組織をつくる」ことは考えておらず、3年はひとりで仕事をし、そののち2015年に、夫とスタッフ佐藤、山崎が入社してくれることに。
人生どうなるかなんて、本当にわからないものですね!
今回、起業や組織づくりをテーマにした登壇を経て、こういったことをもっと発信していきたい!と思うようになりました。
人生の選択肢のひとつに「起業」って意外と身近にあるもの、かもしれません。
どう暮らしたいか、どう生きたいか、人生のラストをどう迎えたいか。
わたしはあの30歳のとき、ちょっと不安ながらも明るい方向にみえて、そう決断した自分を、今、褒めたいな、って思います。
\当日のウェア/
・シワになりにくい、洗える軽やかジャケット
・重ね着風カットソー
・タックワイドパンツ(撥水)
・エナメルレザーのローファーシューズ