マイノートの書き方・前編|「これでいいのかな?」Emiに聞いてみました。
自分が気になること、心が動いたことを書きため、“わたしらしさ”を知るヒントになるマイノート。
16年間65冊の「マイノート」を書き続けているEmiは「マイノートがあるから今の自分がいる〜!」とよく言っています。
そんなマイノートを2015年から書いているというスタッフ佐藤。
(写真は佐藤のこれまでのマイノート9冊!)
書くことは続いているものの、「マイノートをいまいち暮らしに活かせていないんじゃないかな?Emiのように深く掘り下げるにはどうしたらいいんだろう?」という思いがありました。
そこで今回は、佐藤がEmiに「マイノート」を見てもらい、アドバイスをもらうことにしました。
マイノートは、“その時書けた量”がちょうどいい
Emiとスタッフ佐藤は大学の同級生^^
♦︎書けなかったページは気にしなくてOK!
Emi
「じゃあ、さっそく、マイノート見せて〜!」
佐藤
「私のマイノートは、2015年からはじめて、今で9冊目。ずっと無印のノートを愛用してる〜。
2人目が生まれてからは、書く頻度が落ちてしまって…。今書けそう!と思った時に、覚えていることをまとめて書いてる感じかな。
こないだのEmiのブログ『70歳くらいのOURHOMEの働き方を想像してみた』みたいに、自分が気になったことから、考えをふくらませてみたいんだけど、とりあえず事実を書くので精一杯。
後で深掘りしたいなぁと思ってスペースを空けてるけど、結局空白のままって感じで…」

Emi
「なるほど〜。私はあまりスペースをあけて書かないようにしてるよ〜。あえて空白をつくらないかな。
空白を残すと、考えたかったのに考えられていない、深掘りしたかったけどできなかったっていう事実だけが残って、せっかく書いてるのにマイナスな気持ちになる気がして…。
自分に期待しすぎると、もっと書きたかった、もっと書けるはずだった!っていう、できていなかったことが残っちゃうけど“今日書けたことがちょうどいい量!”と思ってやってるよ。」
佐藤
「そっか〜。空白を見るたびに書けてない…って思ってたけど、”今日書ける量がちょうどいい量!”なんやね。」
Emi
「うん!だから私は、同じことでも思い出した時やもう少し深く考えられた時に、新しいページに書くようにしてるよ。」
「うん!だから私は、同じことでも思い出した時やもう少し深く考えられた時に、新しいページに書くようにしてるよ。」
無理に書こうとしなくて大丈夫。
マイノートは“心が動いた時”だけでOK!

♦︎自分の気持ちに正直に、本当の気持ちを書こう
佐藤
「これが本を読んで、いいなと思ったことを書いたけど、いまいち深掘りできてなかったな〜と思うところ…。」
Emi
「え〜っと、
- 子どもに親の職場、仕事している姿を見せると刺激がすごい。
- 子どもに見せたい世界や景色は?
- 外に出て、いろんな場所に行く。休日はめいっぱい遊ぶ。
なるほど〜。これはどこからどこまでが自分で考えたことかな?笑
書いた直後は、どれが本の内容で、どれが自分が考えたことかわかってるけど、時間が経って見返すと、本に書いてあったことなのか、自分が思ったことなのかがわからなくなるよ〜。

佐藤
「確かに…。事実と考えたことの区別がつかないかも…!」
Emi
「だから、私は
- 左側に読んだ本や出来事などの事実
- 右側に自分が考えたこと
を書くようにしてるよ。」
佐藤
「そうだった!『マイノートのつくりかた』の本にも書いてたね。

Emiの著書『マイノートのつくりかた』より
佐藤
「本に書いてあったことが「子どもに見せたい世界や景色は?」
で、わたしが考えたのが→「外に出ていろんな場所に行く」
なんだけど、なんだか全然深く考えられてないし浅いな〜と思ってて。」
Emi
「…もしかして、何か書かなきゃ!って思って書いてない?」
佐藤
「ドキっ!そうかも、何か書かなきゃって思って無理やり書いてるかも…。すごいEmi、さすが見抜いてる…!(笑)」
Emi
「マイノートは、自分の心が動いたことを残すものだから、無理やり書かなくて大丈夫!子どもに見せたい世界が、思い浮かばないってことは、実は今のままでいいと思ってるのかもしれないよ。
何か書かなきゃ!って無理やりノートを埋めるんじゃなくて、“私は今のままでいいと思ってる”って、もっと自分に正直に、本当の気持ちを書けばいいんじゃないかな^^」
佐藤
「自分の本当の気持ちだけ書けばいい。なるほど〜!いつのまにか、ノートを埋めることが目的になってしまってたのかも。
ちょっと、肩の力が抜けた〜!」
*
- その時書けたのがちょうどいい量
- 自分に正直に、本当の気持ちを書けばOK
ということをEmiからアドバイスをもらい、書かなくっちゃ!というプレッシャーがなくなったスタッフ佐藤。
続きは明日、「マイノートの書き方・後編 Emiに聞いた、自信につながる「もっと深める書き方」って?」をお届けします^^
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