【Emiのモヤモヤ相談室】「人に仕事を振るのが苦手…。嫌な顔されないかな、と考えてしまいます」
OURHOME Emiです。
「人に仕事をお願いすることが難しい」という方から、こんなご質問をいただきました。

『暮らす働くちょうどいいラジオ』でこちらのお悩みにお答えしたところ、
「タイトルのお悩みを見て、私も~と思い聞き入ってしまいました!」
「放送を聞いて、もっと周りを信頼してポジティブに任せてみようと思えました◎」
と40件を超えるコメントをいただきました。
ラジオで反響が大きかったこのテーマを、よみものにしてお届けします。

【モヤモヤお悩み】
PTA会長に立候補!でも、ひとつ不安が…
(ラジオネームさやこまさん)
「Emiさんの「暮らす働く“ちょうどいい”ラジオ」を聴くようになって半年。
自分も組織を動かす経験をしてみたい!と思い、今年度PTA会長に立候補しました。
でも、PTA会長になった今、上手くやりたいと張り切っているものの、ひとつ不安があります。
それは、人に仕事を振ることです。
『この仕事お願いしていいのかな?』『嫌な顔されないかな?』『私がやった方が早いのかな?』と考えてしまい、結局自分で仕事を抱え込んでしまうことが多いんです。
また、ここだけは必ず自分がやるという仕事はどの内容ですか?
負担のないように、みんなで声を掛け合っていくというのが今年の目標です。ぜひ私の挑戦を応援してほしいです」
「振る」という言葉を、置き換えてみる
ただ、さやこまさんの相談の中で気になったことがあります。それは「仕事を振る」という言葉です。
「人に仕事を振ること」
「スタッフの方たちに仕事を振っているのでしょうか」
と書かれていたんですが、この「振る」という感覚がもしかしたら違うのかなと。
「人に仕事を振る」と言うとなんだかマイナスなイメージとして聞こえるのは私だけでしょうか? 「自分の仕事が大変でいっぱいいっぱいになってきたから、誰かに仕事を振る」のように聞こえてしまうんです。 そうではなくて、スタッフにこの仕事を「お願いする」「任せる」「信頼する」といった言葉に言い換えられるのかなって思います。
任されるのは嫌なこと?
もう1つ気になったのは、「この仕事お願いしていいのかな?」「嫌な顔されないかな?」「私がやった方が早いのかな?」という部分。
さやこまさんご自身が、前の会社などで人から何かをお願いされた時に、そういった感情があったのかなと想像してしまいました。
というのも、私はスタッフに対して仕事をお願いする時、任せる時にネガティブな感情は一切なくて。
「嫌な顔されないかな?」と思うことは全然ないんです!
なぜなら、私自身が前の会社やアルバイト先で任せてもらった、「信頼してもらった」という貯金が自分の中の心にめちゃくちゃあるから!

大学生のアルバイトの時も、「◯◯をお願い!」と言われるのがすごくうれしくて。
コピーを取ることでも、プリント100部を揃えることでも、いただいた仕事を、いかに先輩や上司が思っている120%で返せるか。そんな風に思っていました。
自分の人生の中で、任せてもらったことをすごくうれしいと思ってきたから、誰かに何かを任せる時に「大変と思わないかな…」「嫌な顔されないかな…」とネガティブには思わないんですよね。
もちろん、任せる時にはスタッフ自身の仕事のキャパやメンタル、体調面などは考慮します。
でも、基本的には「信頼してお願いする」「きっとその人自身にも喜びがあるし、何かいいことがあるはず」という思いが心の根底にあって。
だからこそ、何かをお願いするときには、その仕事が相手にとってどんな良いことがあるかということを、ちょっと添えてあげるようにしています。
著書『伝え方ひとつで変わる わたしの毎日』でも綴っています
例えば、新しいプロジェクトなら「経験したことがないことを経験できるのは、きっとこれから仕事の幅が広がるよ」とか。「このメールの作り方を1つ覚えていたら、きっとプライベートでも役に立つよ」といった具合。
誰かに何かをお願いしたり信頼して任せたりする時は、その相手にとってのプラスが何かということを添えて伝えるようにしています。

トラブルは必ず自分が出ていく!
最後に「ここだけは必ず自分がやる」という仕事について。今は約50名のスタッフがおり、みんなを信頼して任せることでOURHOMEが成り立っています。
例えば東京ポップアップの設営。
今はスタッフに任せていますが、初めてその場所に行くときなどは私も必ず参加して、会場のレイアウトや目立たせる場所などのディレクションを一度全て経験するように。そして2回目からは「ここはスタッフに任せられそうだ」というところは任せています。
モノづくりでは、商品の価格決定は私が必ず最終ジャッジ。自分の感覚を信じてやってきているので、最終的に決めることや商品名は自分で行います。
以前は写真撮影も自分でやっていましたが、今は撮影もセレクトもスタッフにざっくり任せています。
9割方仕上げてもらったところで「この写真とこの写真を入れ替えた方が、お客さまに伝わりやすいかな」といった最終チェックをするのが私の仕事です。
そしてもう1つ大事なのは、トラブルに関しては必ず私が出ていくということ。
お取引先との関係など、会社として「ここはグッと出ていかなあかん」というときは、責任を持って私が出ていきます。あとはスタッフとの面談も、自分が必ずやる大事な仕事だと思っています。

PTAの仕事を、全部自分で抱えるのは難しいですよね。
誰かを信頼して任せていって、最後だけ会長としてぎゅっと締めるという感じでしょうか。
さやこまさんへのアドバイスをまとめると
・「仕事を振る」ではなく「信頼して任せる」に言葉を置き換える
・任せることは、相手にとっても良いことだとまず自分が思う
・依頼するときは、相手にとってのプラスを添える
・トラブルには必ず自分が入る
そして、メンバーとのコミュニケーションを欠かさないこと。1人1人とちょっとでも話す時間を取ると、チームとしてうまくまとまるのではないでしょうか。応援しています!
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